nao先生の教育日記

教職がブラックといわれる昨今で、この仕事をしていく上での感動や悩みを津々浦々に綴っていきます。

喫煙所から始まる同僚性

おつかれさまです。そして、お仕事頑張られている方もう少しファイトです。

 

本日朝6:50。

毎晩遅くまで頑張っている同期にケーキを買ってあげようと(僕、優しい人間なんです笑)

学校に一番近くのセブンイレブンに買いに行ったら…同じ学校の先生二人が喫煙所にたまっていました。

 

そこで話されるのは、

実習生への指導について、

尊敬する先輩の授業について

たわいもない話でしたが、転勤1年目の僕にとって、同僚性を感じられる朝のひとときでした。

実は、タバコなどは吸わないのですが…。

 

「よし、今日も頑張りますか」

という先輩の言葉に、なぜか元気をもらった今日。

喫煙所から始まった今日。

 

今日もいろいろありました…。

 

僕の授業ではないのですが、プリントをグシャグシャにしてそれを友達に投げるという暴挙にでた生徒への指導。

久しぶりに

「おめーには関係ねかろうが。」

とばりばりの方言を言われました。誰がお前やねん。

言い返していくとだんだんとしょぼんと泣きすねていきました。すねたいのはこっちです。

 

 

実習生の授業検討。

竹取物語の文中、

「金」を「こがね」、「銀」を「しろかね」と読みます。

 

なんで「か」と「が」で違うの?

これを生徒に聞かれたら応えられない。どうしようと慌てる学生の先生。

うん、多分聞かれません。それより指導言や板書のことをがんばろう。

 

でも、必死に生徒予想をして、一つの疑問に執着しながら授業をつくろうとする若い世代は実にほほえましかったです。

そんな彼女たちも明日が初めての一人授業。ファイト!

コテンパンにアドバイスしてやるからな。

 

そして、今23:12。

すねた生徒は来るのだろうか。実習の先生の授業はうまくいくのだろうか。

 

明日は明日の風が吹きます。

また明日、学校を実りのある場所にしていきたいですね。

それでは。

 

 

 

 

メディアの力、教員の夜明け

お疲れ様です。そして、まだ仕事されている方、もう少しファイトです。

教育実習もあと2週間。学生の先生方には実りのある実習期間になってほしいと思うばかりです。

 

 

 

そして、夢願う大学生を見る一方で、YouTubeにでてくるのは教師の「多忙」「過労死寸前」といったマイナスな情報ばかりがメディアに取り上げられます。

 

それって、正直悲しいです。

だって、教師の仕事がしんどい。そんなのはわかっていて、それでも素晴らしい職業だと信じてなっているわけですから。

これでは、ブラックだと言われてもおかしくないです。

 

そして、本当に多忙な人、過労死寸前な人は、正直言うと本当にいるんです。

今この時にも、どこかで。

 

もう教室に入りたくない。生徒と顔を合わせることができない。職員室にも入りたくない。

何のために自分がここにいるのかわからない。

…もう仕事をやめたい。

 

そんなことを考えてしまうときが、僕にもあって。もしかしたらこれを読んでくれている人の中にもいると思います。

 

そのような状況の中で、メディアに教師の多忙さを取り上げられるのは、悲しくもあり救済措置でもあります。(まず、こう思ってしまう状況自体おかしいのですが。)

 

 

 

 

でも、その中でも、なんとか子どもたちと向き合うことができるのは、「支え」があるからです。

「やりがい」なんかいくらあっても、そのときの苦悩はいやせません。

 

「先生、今日も頑張ります」という生徒、「先生、あんま無理しないでね」と声をかけてくれる同僚、そして、悩みや苦悩を打ち明けられる友人がいるからやってこれました。

 

教師という仕事の「やりがい」は計り知れません。

やっぱ卒業生が来てくれたときは嬉しいですから。

 

でも、それと同じように日々の「支え」が学校にはたくさんあります。

教育現場には欠かせないものであります。

生徒の笑顔や仲間の同僚性。その素晴らしさをメディアには特に取り上げてもらいたいですね。

 

教師になりたい。教育関係の仕事に就きたいと思う人が増えたらいいなと思います。

そして、そういう人たちとたくさんの仕事をしてみたいですね。

 

 

 

さて、明日もがんばりますか!

 

 

 

一緒に考える!

おはようございます。

「教員の朝は早い。」

慣れたらどうってことないのですが、友達と話しているとつくづくそう思うときがあります。

めざましテレビのアナウンサーには勝てない…)

 

さて、先月末から教育実習生の指導をしております。私の学校は、教育実習生が多く来る学校で、10月いっぱいは、2人の実習の先生と勉強しています。

 

実習の先生にしてもらうのは、「竹取物語」!

有名な冒頭文。何より古典教材はじめの教材ということで、実習の先生も私も念入りに教材研究をしようと頑張っています。

 

そんな中、私はまだまだ未熟で…。

教材研究や指導までは、自分のイメージ通りに指導していないです…。

 

授業を一緒に考え、教材研究や授業構想に楽しさを覚えてもらうというスタイル。

 

自分では「これがいい」と思っているのですが、指導案(授業計画)を直前に大幅に変えることがあったり、模擬授業の中で、「もっとこうしようか」と言い放ったりしています。

(笑って応えてくれる実習の先生、本当にありがとう。いつもごめんなさい。)

 

ちなみに、次の授業は、

「今は昔、竹取の翁といふものありけり」

「けりとは何か?」

という発問から、古典特有の文末表現と係結びの法則、そして、竹取物語の語り継がれてきたという性質を生徒に気づかせるという授業。

 

「けりとは何か?」

など聞いたことがない。本当にうまくいくのか…。と不安もありますが、生徒が食いつく発問は何かとたくさん考えた結果です。(もちろんこの土日でも考えます…。もし変更したらごめんね笑)

 

 

でも、これが教員のいいところかなと思います。生徒が喜ぶため、学びになるためにたくさんの人と話し、考えていく。

この過程はやっぱり楽しいです。

 

そして、今後はこのブログにいるみなさんとも考えを共有したり、意見を交換したりしていきたいです。

ぜひコメントもお願いします!!

何をは置いておいて「一緒に考えましょう。」

 

 

それでは今日も1日頑張りましょう!いや、ぼちぼちいきましょう!

裏切られた……

みなさん、こんばんは。

そして、お疲れ様です。

 

水曜から急に寒くなって、半袖では過ごせない夜になりましたね。

(まあ、もう10月ですもんね笑)

 

今日も今日とて、部活指導に明け暮れていましたが……一つエピソードが。

 

日々の練習も気まぐれに参加し、とうとう先週の試合を直前にして、というか当日に無断で休んだ〇〇くん。しかもダブルスの試合ということで、ペアの子にも迷惑をかけた始末。

 

あきれた顧問の僕は、指導する気にもなれなかったのですが、このまま大人になってはダメだと思って、翌日放課後呼んで熱い話をしました。

いや、熱くはないか。なんなら冷たく突き放しました。

 

「気まぐれに参加して、試合にもドタキャンしてやる気はあるのか。」

「お前のその行動で、迷惑をかけたとちゃんと分かっているのか。」

「今回のことを重く捉えてほしい。このような態度は社会では通用しない。部活動に取り組むならチームのためにもあなたにも、もっと真剣に取り組んでほしい。もしできないならやめた方がいい。他のことに時間を割いた方がいいと思う。」

 

と声をかけると

 

「やる気はあります。用事があって出られない。次から頑張ります。」と〇〇くん。

用事がある曜日と欠席連絡を事前にすることを約束したのです。

 

が!!

 

 

「今週末の試合、祖母の葬式でいけません。すみません。」と〇〇くん。

「葬式って三日間もないんじゃない。1日くらい出られるのでは。」と僕。

「祖母の家、遠いんです。」

 

と今週末の練習と試合を休んだのです。

 

そして、今日。

部員たち○○くんが休むことと理由を言うと。

 

「あいつ、何人目の葬式?」

「あいつ、nao先生ちょろい〜って言ってた。」

 

と新事実を数時間前でした……。

 

 

 

はぁ〜。

また生徒に裏切られた。

そうなんです、教師って何度も生徒に裏切られるんです。これは、教師も気をつけないといけませんが。

お互いの信頼関係で成り立つ学校であり、教師という職業だと思います。

そして、信頼関係をきずくことやその大切さを伝え続けることが大事だと思っています。

教えることや伝えることで、生徒がかわるなんてことは、正直ごくまれです。

(これは僕の実力不足なんですが……。)

それでも粘り強く生徒と向き合っていきたいと思います。

 

それでは。

 

 

 

生徒指導

こんばんは。そして、お疲れ様です。

もう日も暮れて夜になっていますが、今もなお頑張られている人、ファイトです。

 

さて、今日は生徒指導について書きつづっていこうと思います。

ただ、生徒指導のコツ云々ではなく、僕が悩んでいるという話です…。(泣)

 

僕は、正直いうと生徒指導が苦手です…。悩んでいる生徒の話を聞くのはできるのですが、生徒の行動を変えたり、自信をもって生徒に考えを伝えたりするのがどうも…。

 

というより、生徒指導ができるっていうのはどういうことなのか。

生徒に寄り添うことができること?生徒に一喝できること?

時代によって生徒の在り方が異なるように、転勤した学校によって生徒指導の基準も異なっている気がします。

 

八方美人の僕には、どの基準でどのように指導すればいいか、わからなくなる時が来るのです。

 

生徒も十人十色ですが、教師も十人十色。

自分の指導に合う生徒もいれば、合わない生徒もいるのは承知しているのですが、やっぱりどの生徒にも指導できる寄り添える先生でありたいんですよね…。

 

悩んでいる時、僕を支えてくれた校長先生の言葉を最後に紹介します。

「叱る時も褒める時もどんな時も生徒と毅然とした態度で接しなさい。」

 

これがまた難しい。

 

また明日から試行錯誤しながら生徒と接していきたいと思います。

 

それでは。

 

教師って大変?

こんばんは。

こんな時間に投稿。もちろん、こんな時間まで仕事をしていたわけではありません。

ただ、この時間まで仕事をされていた方、本当にお疲れ様です。きっとあともう少しです。

ファイト!

 

かくいう僕も、この時間まで学校にいたことがあります。次の日の授業準備。生徒指導や保護者対応、会議資料の作成など……。本当に大変でした。

これに残業代が出ないなんて……ブラックと言われても致し方がない?

 

確かに、勤務時間と給料のことを言うと、ブラックと言われるかもしれません。

 

でも、本当にブラックなのは、「大変だな、教職って。」と第一声に言われること。

つまり、教職のイメージをマイナス面に捉えられてしまっているということだと考えています。

 

どれだけ勤務時間が長くても、次の日、生徒に

「先生、元気?今日も頑張ろう。」

と言われると、情けないと思うと同時に百倍の元気をもらいます。

 

ただ、友達と遊んでいるときに、

「教員ってやっぱ大変だね。しんどそう。」

と言われると、否定もできないのが辛いし。聞き飽きました。確かにしんどいこともあります。(僕は、今日学校で号泣してしまいました。)

 

でも、心のどこかで教師になってよかったと思いたいんです。

 

明日は思えたらいいです。今日泣いた分、明日は笑顔になりますように。

 

 

今日から

おはようございます。

教師をしています。言葉を大切にする国語が好きです。テニスを専門としています。

 

教職がブラックといわれる昨今で、この仕事をしていく上での感動や悩みを津々浦々に綴っていきます。

 

そして、少しでもみなさまに教員の素晴らしさを感じていただきたいと思っています。

「教育」は、学校や塾だけでなく、社会においても大変大きな位置付けにあります。自分のためにも子供のためにもみなさんの反応を大切にしたいです。

 

どうかよろしくお願いします。