nao先生の教育日記

教職がブラックといわれる昨今で、この仕事をしていく上での感動や悩みを津々浦々に綴っていきます。

部活動の闇を実感

おつかれさまです。

今もなお頑張っている方ファイトです。

 

先日の土曜日に硬式テニスの大会で山口へ、日曜日にソフトテニスの大会で岡山へ。

事務職の先生が失敗してくださって「振替休日とりなさいよ。」と言ってくださって今日お休みをいただいている次第であります。※事務職の先生、本当に感謝。

 

さて、そんな僕がこの土日に感じたこと。それは、「部活動の在り方」です。

自分は、テニスが専門で選手の育成やコーチングは大好きです。もともとそれで生計をたてようとしてたときもありました。部活動の指導はそこまで苦に感じなかった方なのですが……。

 

周りの先生方の働き方を見て思いました。

 

「これはやばい……。」

 

土曜日ならまだしも、日曜日に試合。しかもソフトテニス なんかは、運営進行、引率、指導が全て教員が行っていました。

選手のためとはいえ、家族との時間を置いてそこまでできるのかと初めて思ってしまいました。

 

他校との試合は、中学生が成長するのに大変貴重な機会だと重々承知しています。もっというと、ほぼ毎週のように試合を企画している地域の方が、その競技が盛り上がっているのはものすごく実感しています。

自分も「地元をテニスで盛り上げたらいいな」なんてことは思ったことはありました。

 

しかし、

自分も含めて、先生方の時間の使い方、働き方には限界があるのではないかと思います。

 

 

自分に家族ができたときや子どもがいるとき、生徒よりも自分の子どもを大事にすることがあると思います。自分はまだいませんが、

 

やっぱり自分の子どもが目一杯可愛がってやりたいし、関わっていきたい!

 

もちろん、生徒のためにも動きたい!!

そういった思いで教師になったのですから。

 

初めてワークライフバランスという言葉を実感した二日間でした。

 

本当に先生方は、生徒のために日々尽力されています。

ただ、プライベートと働くことのバランスをとれるようになってほしい。

そして、

自分もそのバランスを考えていこうと思います。

 

 

すみません、ただ自分の思いを綴っただけでした。

部活動指導において、感じたチームマネジメントや選手との向き合い方についてまた綴っていきたいと思います。よければご一読ください。

(あれ、なんか俺熱いな…)

 

 

 

 

おつかれさまです。

1ヶ月ぶりのブログの投稿です。このところ、副業やビジネスの勉強にはまってしまって、情報発信より、情報吸収の方を優先してしまいました。

 

勉強や学習には、アウトプットが有効と言われます。

考えるより行動せよと言われます。

 

自分ができる行動は何かとやりたいことは何か。将来何をしていきたいのか。

もっと具体的に言うと、教師という仕事をいつまでやっていくのか。そのようなことを考えてしまいました。

もっと早く行動しろって話ですよね〜。

 

自分にできることは、ブログを書いて自分のことを知ってもらう。教師という仕事の魅力を伝え、教育界をよくするということです。

副業とかビジネスとかよくわかりませんが、自分のできることを一つずつでもやっていきたいと思います。

 

 

さて、今日のテーマは、「学校と親、子どもの悪さの責任はどちらなのか。」です。

子どもの成長がうまくいっていないのは、親がきちんとしていないせいだ。先生の指導の仕方が悪いのだ。

なんてことを、現場に入ってよく耳にします。もちろん、そんな風に思ってしまったことはありました。そして、自分を戒める瞬間などは常にあります。

 

本当は、家族と教師が協力して学びを促していくのが「学校」のあるべき場所だと思います。しかし、生徒指導案件がでるために、どちらかに責任転嫁がされることがよくあるのです。

それは、実に悲しいです。

 

教師も家族も、二つが協力してよりよい教育を目指していくことがこの先求められ

るのだと思います。基本的にはそのような形で進んでますが、まだまだ学校と家族の間にギャップがあるのは確かです。

 

家庭の協調性と教師の向上心。この2つが今後の学校(いや、今までの)でもたくさんあってほしいと思います。

睡眠時間をどれだけ削るか

お疲れ様です。

久々の投稿。最近、忙しい上に頭の中はイベントいっぱいでブログ投稿を怠ってしまいました。

この1週間。とっても充実していました。

 

まず、夜の22時くらいまで職員室で仕事をしていたら、悩み相談にのってくれる後輩が電話に付き合ってくれました。

仕事とプライベートのバランスに悩む自分に、

 

「そんなもんでしょう。」

 

と温かく言ってくれました。

 

字面で冷たく感じますが、自分の悩みが小さく思えるほど、その言葉は僕の冷め切った心にぬるくお湯をかけてくれました。(ポエムか笑)

 

教師の悩みを完璧に分かち合うことはできませんが、忙しい自分のことを許してくれる後輩。本当に感謝です。

本当に自分は人に恵まれていると思います。

そして、それに満足せずまだまだ自分磨きを続けていきます!

 

 

さて、

11月のこの時期は、研究発表会の嵐。

もちろん、僕が勤務している学校でも発表会が行われます。授業者の先生は、日を越えてまで授業準備、日々の業務に取り組まれているのです。

 

いやぁ、本当に…

本当に…終わりが見えない。

 

どこまですればいいのか。どこまですれば完璧な授業ができるのか。

というか、もはや完璧などないんです。

 

終わりが見えない。残業代もでない。

 

なのに、子どもと学校のために目をこすりながら、研究されている先生方に本当に敬意を抱きます。

 

教育者たるもの研究しなければならないと本で読んだことがあります。

 

その考えは痛いほど共感します。

 

ただ、その研究の過程は、魅力あるものなのか。意義があるものなのか。という疑問は私も教育委員会もそして、国の文部科学省も考えなければならない気がします。

 

僕たちは、どれだけ身体を酷使したらいいのか。

どれだけ睡眠時間を削ればいいのか。

 

こどもと触れ合える価値をどんどん感じていきたいと思う今日この頃です。

(あれ、今日あんまりまとまらなくてすみません。)

 

 

 

 

教育実習終わりました!!

おつかれさまです。

まだ仕事に向き合っている方、ファイトです。

 

最近、藤井風にハマりました(いや、遅いんよ。)

はまるのが世間とワンテンポ遅いんです笑

ということで、朝、職場に向かいながら、「帰ろう」を聴いています(いや、これは帰りに聴こう?)

 

そして、昨日約1ヶ月間続いた教育実習が終わりました。

もちろん僕は指導する方ですが、実習の先生には充実かつ濃厚な1ヶ月だと思います。

 

朝、指導案(授業計画)を作ってもらいましたが、それは…完全徹夜の成果物。

その成果物を、見せた瞬間。

「これじゃあ授業にならない。やり直し。」

とばっさり切ってしまった僕。

(僕に対して絶望と殺意が芽生えたことでしょう。)

 

挙げ句の果てには、

「教員になる?」という質問に

 

「寝れるならなりたいです!」「体力がもつか。」

 

と答える始末。

 

ブラックぶりを痛感させてしまった1ヶ月でした。

(本当にごめんなさい。)

 

でも、そんな中でも、実習の終了式では生徒の前で涙ぐんだり、必死に自身で考えたメッセージを伝えたりする学生の姿は本当に感動しました。

 

学生で、約40人の子どもの前で自分の思いを伝える経験はまずありません。

必死に考え準備し、話す練習すらした学生もいらっしゃると思います。

そして、教師6年目の僕よりためになる言葉、胸に残る言葉を言うのですから、

自分の背筋も伸びる気持ちでした。

本当にすばらしかったです。

 

 

担当した学生からは、メッセージカードももらいました。

本気で指導してよかったと思うのと同時に、未来の教師を育成するという仕事も教師の魅力だと実感しました。

 

 

 

 

このブログをしているのも、

教師という仕事の魅力を伝える

教師はしんどさだけではない

 

ということも大きな目的の一つです。

教育実習にきた先生はもちろん、

 

教師になりたい

教師になろうか迷っている

教師の仕事について知りたい

 

という人たちがいれば手助けできたらと思います。

もしそんな人がいれば

質問、コメントをいただけたら嬉しいです。

 

 

さて、教育実習は終われど学校生活はまだまだここからです。

また今日からぼちぼちいきたいと思います。

 

ファイティン!!

 

 

職業病①〜決めつけ〜

おつかれさまです。

まだ頑張られている方、もう少しファイトです。

 

さて、今日は僕も帰りが遅く、23時をこえていました。授業準備を凝りすぎてしまいました。とほほ……。

疲れて帰っても待ってくれる人もおらず、久しぶりに寂しさを覚えた今日この頃。

必死にミスチル を聴いて、メンタルを保っております。

 

もう一回 もういっか〜い 僕はこの手をのばしたい〜

 

 

 

 

 

そんなことはさておき。

1ヶ月続いた教育実習もあと2日。

昨日は、実習の先生方はココスとマックで完徹をされた模様です。いきなりブラックぶりを実感させてしまいました。

それを楽しんでくれたのか、妙にハイテンションだったのは、きっと疲れからでしょう笑

 

 

1ヶ月、授業をみてみられを続けていくと。その人なりを知ります。

そんなとき、

 

「君は〇〇な性格だね。」

「意外としっかりとしてるね。」

 

 

などを声をかけてしまいます。

 

そうです。

相手の性格などを決めつけて失礼なことを知らず知らずにしていることがあるのです。

とくに、よく知りもしないのに、

「意外」

なんて言葉を言うと、どんな人でもムッとするでしょう。

 

教師として、生徒一人ひとりに合った指導や声かけをしようと試行錯誤をします。

その生徒の性格を把握し、やる気スイッチになる言葉や核心にせまる言葉を探しています。

「やる気スイッチ君のはどこにあるんだろ〜」状態です。

 

しかも、指導するときは偉そうな物言いをしてしまう時もあります。

 

 

 

昨年、女子生徒に言われました。

 

 

「決めつけで言わないでください。傷つきます。」

 

 

 

反省していたつもりなのですが、生徒だけでなく実習の先生(これからの後輩)に同じ過ちを繰り返しているのですから…自分の学習能力を疑ってしまいます。

 

そんな反省をしながらブログを書こうとすると、

こういうことって一般企業でもあるよなって考えます。

 

みなさんはどうでしょう。そんなことってあるのでしょうか。

おっと、もうこんな時間。明日も早起き。

 

「終わりなき旅」を寝たいと思います。

 

最後に「終わりなき旅」から大好きな歌詞を。

 

 

 

閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて

きっときっとって 僕を動かしてる

 

 

 

 

やっぱり映画っていい。やっぱり言葉っていい。

おはようございます。今日もいい天気。

日曜日ですが、かっちり仕事もやっております。土日もがんばられている方ファイトです。

 

最近、教材研究や実習の指導を楽しんでしまい、なかなか休むことがなかったのですが、一昨日仕事終わりに後輩と映画を観に行きました。

 

 

「線は僕を描く」(ネタバレになってしまうかもしれません。ご注意を)

 

 

もともとは「耳をすませば」を観に行こうとしたのですが、時間が合わず。

清原伽耶さんが好きということもあり、息抜きで観たんです。

 

 

それがもう本当に素晴らしい作品でした。

役者の方のリアリティのある演技。

横浜流星の肌がちょーきれい。まじ尊敬。)

タイトルの伏線回収。

原作も含めた見事なセリフ回し。

短く、けれど勇気と感動を起こす言葉の数々。

そしてかっこいい水墨画の演出。

 

アクションのような爽快感とは異なる、心が少し熱くなる青春映画でした。

「少し」というが、邦画っぽいですよね。

 

そんな中、僕がとりわけ気に入っているのはセリフです。

横浜流星演じる主人公は、毎回

「僕にできるんでしょうか。僕になれるんでしょうか。」

と弱気な言葉を口にします。

(誰しもが感じるこの言葉)

 

この言葉に対して、数々の登場人物が、違った言葉で元気づけるのです。

 

不安や迷いを抱いた時、一つの感情だけでなく、さまざまな言葉が自分を支えてくれる

 

そんなことを感じました。

 

僕は、中学校国語科教師です。

教師という夢を叶えたところに後悔は1ミリもありませんが、何かに挑戦したいと常に考えています。

「本当にできるのか。デメリットはないのか」とグジグジ考えてしまう。

 

みなさんにもあるのではないでしょうか。

 

そんなときに、近くで支えてくれる、言葉をかけてくれる人がいるというのは大切なことです。たった一言で頑張ろうとは思えませんが、たくさんの言葉をかけられることが大切なのではないでしょうか。

 

そんなことを考えさせられました。

 

 

そして、そんな言葉に注目できる、感動できる生徒を育てることが今の僕の使命です。

高校入試に合格させることも大切です。

しかし、

作品の言葉に感動する感性、

言葉を巧みにあやつり読者を感動させる感覚を養うことを生徒と一緒に取り組んでいきたいと感じました。

 

いやぁ、いい映画に出逢ったな〜。

原作、スタッフ、役者の方に感謝感激です。

 

 

さて、元気とやる気をもらえたところで、もう少しがんばりますか。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のベストを。常にベストを。

おつかれさまです。夜も更けてきましたが、未だなお頑張られている方、ファイトです!

 

さて、僕の学校では今が教育実習真っ只中。

学生には、明日の華金の前に、たくさんの課題とプレッシャーを与えたばかりです。

きっと今も、寝ずに頑張っていることと思います。(ファイト!)

 

僕は、教師になって6年目。

実習の先生は、まだ孵化もしていない教師の卵です。

指示の出し方、黒板の使い方、自分の立ち位置、生徒への声の掛け方。何もかもが初めてのことばかりで戸惑う姿をよく目にします。

そんな中で、40人弱の生徒の前で授業をするのですから、毎時相当のプレッシャーです。

(かくいう僕も足が震えていました。眠れない夜も何度かありました。)

 

授業がうまくいかないことも多々あります。

 

ある一人の学生の先生は、授業が終わったあとこう言うのです。

 

「ごめんね。みんな。ごめんね。」

 

その先生を指導する立場なので、「謝る授業はできない。授業について謝るべきではない。」と伝えます。

 

でも、気持ちはとってもわかるんです。

近くにはベテランの先生がいる。僕の授業なんか受けさせて申し訳ない。

あの先生はうまくできるのに、自分はうまくできない。

辛い。教壇にたちたくない。

自分ができないことが悔しい。何より、そんな自分が授業をしてしまうことに対して、生徒に対してとっても申し訳ないんです。

 

 

 

よく謝ってしまう、罪悪感を抱いてしまう僕を変えてくれた人がいます。

福山市のバスケチームの名選手(アキさん)です。

当時バスケ部の顧問だった僕は、バスケが習えるところにどこでも足を運んでました。そのとき一緒に練習をさせてもらったんです。

 

アキさんのパスがとれない。練習の足を引っ張ってしまう僕。

 

「すみません!」

 

と言ったら、アキさんは…

 

「なんで謝るの?謝る必要なんかないよ。あなたは自分のベストを尽くしているじゃないか」

 

そうか。俺、悪いことしてないのか。自分の中で必死にやっているじゃないか。

 

失敗することは、悪いことではない。ベストを尽くさないことが悪いことで、失敗から学ばないことが悪いんだ。

 

それ以来、アキさんは練習中

「一回謝ったらペナルティな。」と言ってきます。

20分間で10回もペナルティをしたんだから、自分でも驚きです。とほほ…。

 

 

その実習生だって謝る必要ないんです。

一生懸命ベストを尽くそうとしているじゃないか。ここから学べばいいじゃないか。

それにここで謝ったら、

生徒に失敗をしてしまうことは悪いことだと教えているようなものです。

 

いや、そうじゃない。ベストを尽くさないことこそ改善が必要なんです。

 

 

同僚と比べる。上司の期待に応えられない。会社にいる自分の必要性が見出せない。

これらは本当に辛く、自分がいやになります。

 

でも、失敗は悪いことではありません。

自分のミスを素直に謝る気持ちは必要ですが、自分はだめだと思って謝る必要はない。

 

どんなことでもベストを尽くせばいいじゃない。

うまくいかなくても、あなたが無能ということでもないし、ダメだというわけではありません。

だから、謝るときは深呼吸をして自分を見つめていきましょう。

 

明日もきっとベストを尽くせますように。ー心を燃やせー

 

以上、自称炎柱 nao先生でした。