nao先生の教育日記

教職がブラックといわれる昨今で、この仕事をしていく上での感動や悩みを津々浦々に綴っていきます。

裏切られた……

みなさん、こんばんは。

そして、お疲れ様です。

 

水曜から急に寒くなって、半袖では過ごせない夜になりましたね。

(まあ、もう10月ですもんね笑)

 

今日も今日とて、部活指導に明け暮れていましたが……一つエピソードが。

 

日々の練習も気まぐれに参加し、とうとう先週の試合を直前にして、というか当日に無断で休んだ〇〇くん。しかもダブルスの試合ということで、ペアの子にも迷惑をかけた始末。

 

あきれた顧問の僕は、指導する気にもなれなかったのですが、このまま大人になってはダメだと思って、翌日放課後呼んで熱い話をしました。

いや、熱くはないか。なんなら冷たく突き放しました。

 

「気まぐれに参加して、試合にもドタキャンしてやる気はあるのか。」

「お前のその行動で、迷惑をかけたとちゃんと分かっているのか。」

「今回のことを重く捉えてほしい。このような態度は社会では通用しない。部活動に取り組むならチームのためにもあなたにも、もっと真剣に取り組んでほしい。もしできないならやめた方がいい。他のことに時間を割いた方がいいと思う。」

 

と声をかけると

 

「やる気はあります。用事があって出られない。次から頑張ります。」と〇〇くん。

用事がある曜日と欠席連絡を事前にすることを約束したのです。

 

が!!

 

 

「今週末の試合、祖母の葬式でいけません。すみません。」と〇〇くん。

「葬式って三日間もないんじゃない。1日くらい出られるのでは。」と僕。

「祖母の家、遠いんです。」

 

と今週末の練習と試合を休んだのです。

 

そして、今日。

部員たち○○くんが休むことと理由を言うと。

 

「あいつ、何人目の葬式?」

「あいつ、nao先生ちょろい〜って言ってた。」

 

と新事実を数時間前でした……。

 

 

 

はぁ〜。

また生徒に裏切られた。

そうなんです、教師って何度も生徒に裏切られるんです。これは、教師も気をつけないといけませんが。

お互いの信頼関係で成り立つ学校であり、教師という職業だと思います。

そして、信頼関係をきずくことやその大切さを伝え続けることが大事だと思っています。

教えることや伝えることで、生徒がかわるなんてことは、正直ごくまれです。

(これは僕の実力不足なんですが……。)

それでも粘り強く生徒と向き合っていきたいと思います。

 

それでは。